松山アーバンデザインセンター

設立の背景

社会的な背景

人口減少や少子高齢化社会を迎える中、課題は多様化・複合化する一方で財政状況は厳しくなっており、都市再生のためには、地域に係る各主体がビジョンを共有し、限られた財源を戦略的に投入することが必要不可欠となっています。そこで専門的知識を活かしながら関係主体間の調整を図る機関として、「アーバンデザインセンター」の設立が各地で進んでいます。

松山アーバンデザインセンターの設立

松山市(人口約52万人)では、柏の葉アーバンデザインセンターなどに関わってきた東京大学羽藤英二教授の提言を受け、関係者の力を総結集してまちづくりを推進する手立てとして、平成26年2月に「公・民・学」の協力体制として松山市都市再生協議会が組織され、執行組織として松山アーバンデザインセンターが設立されました。

まちなかの活動拠点

UDCMの活動拠点は、市の中心部(松山市湊町)に位置し、商店街に近接する区画道路に面した民間の商業ビル2階にあります。まちづくりの専門家が常駐し、専門的な知識とネットワークを活用して、日常的に技術支援を行い、まちづくりの現場に参画しています。同ビル1階には、多目的スペースである「もぶるテラス」を設置して、来街者や市民の交流の場、まちの情報を知ることができる場として使われています。また、道路を挟んだ前面にはコインパーキングだった低未利用地を芝生と噴水、土管のある「みんなのひろば」に整備し、子どもからお年寄りまでみんなが集う広場として管理・運営しています。

実証実験モデルとして

松山アーバンデザインセンターは“実証実験モデル”です。先進的な取り組みを研究するとともに、社会実験を通じて現地現場でまちづくりを運営し、市民一人一人の誇りと愛着を醸成し、知と活力・気概を総動員して、質の高い都市空間デザインマネジメントと松山独自の地域デザインプログラム開発を一体的に行っています。まちづくりは誰にとっても開かれ、参画できるものであるということを専門家主導のもとで実践しています。

UDCMとは